だじゃれを言うのはだれじゃ?
驚異の部屋には何人か執筆者がいる。そして、そのうちの数人の執筆者たちが集まったグループLINEが存在する。
誰かが記事の案を出すとみんなであれこれ意見して話を膨らませたり、誰かが記事を書いたら誤字脱字をみんなでチェックしたり…
はもちろんするのだが、普段は普通のLINEグループと同じくもっぱら雑談に使っている。
そしてたまに、グループメンバー同士がオフで会うことがある。そして、オフで話しているうちに出てきたアイデアなんかをこのグループをメモ代わりにして書く。
<p>するとどうだろう。彼らがオフで会っているその現場にいないメンバーは、突如送られてくる意味不明な文章(下手すると文章ですらない)に困惑するのである。
4/1にもまた、1つの意味不明なメッセージがグループに届いた。発信者は、H.N.とオフで会っていたUan。
まずはそのメッセージをご覧いただこう。
今すぐにでも地平線の彼方から豪速球で🍅がすっ飛んできそうなレベルだが、まぁ待って欲しい。
いつもなら
「まーた変なこと言って!(もう…私がいないとダメなんだから❤️)」
くらいの精神状態で華麗にスルーするところだが、今回はそうもいかない。
なぜなら、私の脳内にとある疑問が浮かんでしまったからだ。それは…
「🍌の叩き売りって利益出てるの?」
である。
叩き売りとは?
というわけでどうも、フログです。
H.N.が【今週の疑問】なんてシリーズを始めたと思ったら、2本目が一向に来ない。
本人に問い合わせたところ、ネタ切れらしい。
H.N.先生の次回作にご期待ください。
~fin~
というのはなんとも味気ない。だから私が1つくらい書いてやろうというわけだ(そもそも、1回でネタ切れするような企画に【今週の】なんてタイトルを付けるな)。
で、私が出した今週の疑問が「叩き売り」という商売に儲けが出ているのか、だったわけである。
叩き売りというと、私としてはアメ横のイメージが強いのだが、みなさんは叩き売りにどんなイメージを持っているだろう?
そもそも、叩き売りを見たことはあるだろうか。
文字通り、売り手は品物を乗せた台を棒で叩きながら衆目を集めて商売をする。そして、
「さぁ、ここにあるのは見た目よし、味よしな上物のバナナだ!まずは1000円でどうだい!いなければ、900、いや」
なんて軽快な口上と共にどんどん値下げをしていって売るのだ。聞いていて飽きない、プロの商売である。
ぜひ、下記のリンクから本物の口上を聞いてみて欲しい。
余談だが、お菓子の叩き売りなどでは、値段を減らすのではなく商品を増やす方向の叩き売りもある。
最初は1箱だったのに、値段を変えずお菓子の箱がどんどん増えていくのだ。
小さいころ、私は親に連れられて見に行った叩き売りで、ビニール袋いっぱいのお菓子をもらって大喜びした覚えがある。
どちらにしても、どんどん原価率が上がっていくという意味では同じであろう。
こんな商売、果たして儲かるのだろうか?
叩き売りのシステム
そもそも、バナナといえば黄色のイメージだが、入荷された時は青いのである。
バナナの産地はフィリピンや台湾、エクアドルなど色々あるが基本的には海外である。
熟したバナナを向こうから運んでいたら、スーパーに到着する頃には腐ってしまう。
だから、青い状態のバナナを入荷し、日本に到着させてから熟させて販売するのだ。
しかし、中には船で運んでいる途中に熟してしまうバナナもある。
そうしたバナナは、日本に到着しだいなるべく早く売り捌いてしまわないと無駄になってしまう。
そう、そこで叩き売りである。
お客さんを集め、原価ギリギリでもいいからとにかく早く売る。それが叩き売りの基本だ。
つまり、叩き売りは「儲けるための商売」ではなく、「損をしないための商売」だったのだ。
しかし現代となっては保存技術も向上し、緊急の在庫処理は必要性が薄れたようだ。
しかし、バナナの叩き売りはなくなってはいない。今は、バナナの叩き売り発祥の地、北九州の門司港を中心に1つの文化・伝統芸能として引き継がれているようだ。
アメ横のお菓子の叩き売りも、同じように名物として定着した1つの文化なのだろう。
おわりに
今回は、「叩き売りは儲かるのか」について調べてみた。
この記事を読んで気になった人は、ぜひ実物を見に行ってみよう。調べてみたら、みなさんの地元にも叩き売り商人がいるかもしれない。
かくいう私も、お菓子の叩き売りしか参加したことがないので、バナナの叩き売りもいつか参加してみたい。
門司港旅行にでも行ってみようか。
というわけで、今回はここまで。
また次の記事でお会いしましょう。
4/24、H.N.がこのコーナーの続きを書くと信じて
追記(by H.N.)すいませんでしたもうちょっと待ってね
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