こんにちは。H.N.です。
最近話題のChatGPT。OpenAIが開発した対話型AIです。
その特徴は、簡単に登録できて、無料で使えること。そして何より人間と同じように会話ができるという点。ぼっちで暇な時の暇つぶしにもなって非常に良いですね。
しかもかなり専門的なことや回りくどい言い回しをしても、果てにはプログラムのコードに関してまで答えてくれる。数年前のチャットボットや対話型AIなどと比べると隔世の感がありますね。こうして記事を編集している間にも、日進月歩で今までできなかった様々なことが出来るようになってきています。
ChatGPTのページ。画像の赤丸で囲んだ部分からログインできる。
そんなChatGPTですが、発表間もないこともあり、事実と反する発言が見られることがあります。
まあ、基本的には正確でまともなことを言ってくれる非常に優秀なAIなのですが。
というわけで今回はそんな優秀なAI友達、ChatGPT君に「金魚は赤い魚であるか?」という問いかけをしてみました。
「赤い生き物」という曖昧な定義をどう捉えるかと思いましたが、さすがはChatGPT。華麗に逃げ…ではなく最適解を提示してきます。
このままではらちが開かないので、「赤い生き物」の例を挙げてもらって、定義を確定させていきましょう。
おおー。
「赤い」と形容詞をつけた生物群を提示してきました。賢いですねえ。では、もう少し具体的な例を挙げてもらいましょう。
赤いタコ。イソギンチャク。これが赤いのはまあ分かる。
トウモロコシゲモノ。
トウモロコシゲモノ
なにこれ。
どうやらトウモロコシゲモノはトウモロコシの一種らしい。赤くなるのは病気やストレスの時であるとのこと。
これは、有毒な赤色の物質を生成することで害虫や病原体から守る、という機構によるものらしい。真偽はともかく、話の筋は通っている。
「アントシアニン」
確かに赤色を示す色素である。
確かにそうなのだ。
害虫に対する有毒性などは一旦置いておいて、話の大筋は通っている。
こうなると事実と反する部分を詰めていってボロを出させたくなるのが人間の性というものである。
未知の生命体、トウモロコシゲモノの食害を引き起こすのは、コブショウジとクサカゲラという昆虫らしい。
クサカゲラはケラの一種に居そうである。
(まあ当然居ないのだが。)
あるいはアミメカゲロウ目クサカゲロウ科に分類されている、小型の昆虫の総称としてクサカゲロウが存在している。前半4文字合ってる。けど生態は全然違うね…
更なる問題は、もう一方のコブショウジである。
元ネタ(?)すら皆目見当もつかない。
一応どんな生き物なのかを聞いてみることにした。
おおー。
実在性は置いておいて、話の筋がちゃんと通ってる。素晴らしいですね。
それじゃあ、もう少し深掘りしてみますか。
どうやらクサカゲラにも天敵がいるらしい。
鳥。蛇。スコップカブトムシ。
スコップカブトムシ…?!
スコップ…カブトムシ…?!
(なんかすごそう)
とんでもない名前のやつが出てきてしまった。そうと決まればスコップカブトムシの正体を暴いていくしかない。
推測するに、きっと頭にスコップ状の角がついたカブトムシの一種なのだろうが、それはそれですごく気になる。
茶色または褐色で翅が大きく広がっているらしい。
加えて、若虫(恐らく幼虫のことだろう)は細長く、害虫を食べるらしい。
捕食対象としては、トウモロコシゲモノやクサカゲラ…
あれ?
トウモロコシゲモノは植物ではなく昆虫だったのか?
ChatGPTもここでついに初めてボロを出した。そうと決まれば性能の限界を試すためにも、問い詰めてみるのが人間というもの。
おおーーーーっと言い切った!
堂々と、トウモロコシゲモノが昆虫であったことをここに宣言してしまった。
しかもトウモロコシゲモノはトウモロコシとは別の存在であると考えているらしい。
ちょっと問いただしてみよう。
…訂正するのそっち?!?!
どうやら植物であることを否定して、トウモロコシを害する昆虫であることを肯定するらしい。
ついに議論の前提からひっくり返る話が出てきてしまった辺りで、長くなってしまったので…後編に続く!
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